多岐にわたる業務内容も、
先輩のフォローで
身につけられる
K・N (2014年入社)
大阪支店 技術部
防食コンサルティングと、施工管理の両立
私のいる技術部の仕事は、営業部と密接な関わりがあります。営業担当がお客様とやり取りをする中で、設計の提案を行ったり、防食の説明の複雑な部分をサポートしたり、提案書類や図面を作成します。工事の設計を自社で行う場合は、これも技術部が担当します。
一つの案件について、担当の営業とコンビのように仕事をしています。
仕事はこうしたデスクワークと、現場での立ち会いがメインです。現場での仕事は、簡単に言えば「施工管理」。例えば、船が着く岸壁をつくるという工事があった場合、当社は、海洋関係の建設会社さんに「防食工」として協力し、その岸壁に私たちの製品をダイバーさんが取り付けていきます。その一連の作業を管理するわけです。
材料や工事の納期を管理して、協力会社さん(当社と一緒に仕事をしてくれる会社)を選定して、それぞれにご連絡して見積を取って…というディレクションも、技術部の仕事です。
現場には難しい場面も多いが、達成感も大きい
就職してから最も変わったと思うところは、対人スキルです。もともと人と関わることは好きでしたが、施工のマネジメントをしていると、それ以上のコミュニケーション力を問われる場面がいろいろ出てきます。お客様と協力会社さんとの間を調整したり、弊社の専門分野ではない内容の相談を受けたり、工事内容や金額に追加が発生した場合は、その場で折り合いをつけることもあります。難しい場面を経験するたびに、適切な対応について考えさせられます。
しかし、苦労した現場ほど達成感も大きいです。お客様や協力会社さんから信頼を得られると、次の仕事がよりスムーズに進んでいきますし、仕事の依頼や相談を現場で直接受けると、積み重ねてきたものが間違っていなかったと自信にもなります。
長い現場出張の間には、工事のない休日に観光をするのも楽しみ。釣り竿など、趣味の道具を持って行ったりもします。
就活生へのメッセージ
「会社の仕事に対して、自分の能力や適性が合っているのか」と、悩んだり不安になったりする人は多いと思います。しかし、始めから全てを兼ね備えている人はいないですし、必要もないと思います。私のいる技術部も業務内容は多岐に渡っていますが「人と関わることが好き」「パソコンを操作することが好き」など、何か一つでも当てはまれば大丈夫。私自身、学生時代の専攻とは全く異なる分野に飛び込むことになりましたが、先輩方のフォローのおかげでここまで続けられています。私も、新しく入ってくる人たちに対して「困ったときはいつでも連絡してこい」といえる先輩でありたいです。
1日のお仕事の流れ (現場の場合)
8:00 | 朝礼、打合せ |
8:10~10:00 | 作業(技術指導、施工方法・品質・安全の管理) |
10:00~10:30 | 休憩 |
10:30~12:00 | 作業 |
12:00~13:00 | 昼休憩 |
13:00~15:00 | 作業 |
15:00~15:30 | 休憩 |
15:00~17:00 | 作業及び片付け、翌日の打合せ等 |
現場作業状況によっては、時間変動があります。